大統領失脚
チュニジアのベン・アリ大統領が、職務を放棄してサウジアラビアへ脱出する事態となりました。
12月中旬から始まった一連の抗議行動については、年末年始の頃からBBCやFrance24、Al Jazeeraなどの報道に注目していましたが、1月2週目に事態が大きく展開しました。
チュニジアに住んでいた時に大統領夫人に対する微妙な物言いを聞いたことはありましたが、一気に大統領が追い出されるまでに至ったのには、正直なところ意外な気もしています。
sept novembreの記事に書いた祝日が無くなって1月14日が新たな祝日になるのか、新大統領の就任をたたえる祝日が長期間継続することになるのか、いずれにしても今後難しい舵取りを慎重に進めなければならないのでしょう。
教育に資源を割いて若者が高等教育にアクセスしやすい一方で、主たる産業が繊維や食品のままでは、抗議行動に参加した人々の要求に根本的に応えることにならず、産業構造の転換が必要なのだと思います。
メールをやりとりしたチュニジア人たちは、「事態はまだ不安定で不透明だけれども、チュニジア国民は結束しているよ」と言っているので、希望とともに見守ることにしたいと思います。
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