アフリカの「さいはて」?
アフリカ大陸の最北端はチュニジアにありました。
フランス語の呼び方で Le Cap Blanc (白い岬)。
行ってみると本当に白い。
北端の岬というと、寒風吹き荒れる宗谷岬の光景と「さいはて」とか「北の外れ」とかの言葉が思い浮かんでしまう私ですが、こちらは少々雰囲気が違います。
旅行会社が作ってくれた訪問証明書には、北緯37度21分、東経9度45分と書かれています。
『北緯37度』で検索してみたところ、新潟県中越地震の震源地がちょうど同じくらいの緯度のようです。
写真のように北の端に立つのではなくて、少し離れたところから岬を望むのがこちらの流儀です。最北端の碑や土産物屋などもありません。
時季外れだったせいもあるのでしょうが、観光客の姿は少なく、地元の男女が静かに海を眺めながらデートを楽しむ場所といった雰囲気でした。
ここまで連れてきてくれたバスの運転手が、車を止めて「あれが岬だよ」と指差したすぐ後に新聞を広げて休憩の体勢に入ってしまったので、「こんなところへ見物に来る物好きもいるのね」と冷めた目で見ているのかと思いきや、バスに戻った私に"C'est magnifique !" (「すばらしいだろう」といったところでしょうか)と同意を求めてきたので、チュニジアの人にとってもちゃんとした観光ポイントなのだと安心した次第です。
地図上の位置よりも、風景として見事だと訴えていたようです。
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